コロナ禍の健康診断について
新型コロナウイルスの流行下において、乳幼児健診を延期される方が散見されます。しかしながら、変化の著しい乳幼児の健康状態や成長発達をその時々でチェックすることは非常に重要です。場合によっては、ほんの数ヶ月の発見の遅れがその後の健康に大きく影響してしまうこともあります。お子さんの健康状態や成長や発達の具合をしっかり把握するために、ぜひ適切な時期に乳幼児健診を受けるようにしましょう。
川崎市では、1ヶ月児健診、3-4ヶ月児健診、6-7ヶ月児健診、9-10ヶ月児健診(※6-7ヶ月児健診で必要と判断された場合)、5歳児健診が、クリニックや病院での個別健診となっています。当院では、予防接種や慢性疾患の専門外来を診療するクリーンエリアにて健診を行っていますので、どうぞ安心してご来院ください。上記の個別健診に加え、ご希望に応じ1歳、2歳、4歳などのお誕生日健診や、入園前健診なども自費で対応していますので、お気軽にご相談ください。
なお、1歳6ヶ月児健診、3歳児健診は集団健診となっており、歯科健診、尿検査、視力検査(自宅での問診)、栄養士による栄養相談、心理士による心理相談などもまとめて受けられるメリットがあります。
現在、多くの会場では、健診日程を増やして1日の受診人数を少なめにする、受付や案内の時間をずらして密を避けるなどの感染対策が工夫されています。
ただ、どうしても集団健診に行くことに不安がある場合は、自費で当院にて個別健診に変更することも可能です(3歳児健診の尿検査と視力検査は当院でも対応可能です)。その場合、特別な用紙などは不要ですが、各自治体の乳幼児健診担当部署に「医療機関で個別健診をする」旨を各自でご連絡ください。