Q. 2022年夏の子どものマスク着用はどうしたら良い? 〜政府の新方針を踏まえて〜-「育心会」のコラム一覧

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Q. 2022年夏の子どものマスク着用はどうしたら良い? 〜政府の新方針を踏まえて〜

Q. 2022年夏の子どものマスク着用はどうしたら良い? 〜政府の新方針を踏まえて〜-「育心会」のコラム一覧

Q. 2022年夏の子どものマスク着用はどうしたら良い? 〜政府の新方針を踏まえて〜

2022年夏は猛暑になるとの予想がされています。コロナウイルス感染も心配ですが、マスク着用で子どもたちの熱中症も怖いですよね。

本日は、新しく出された政府の指針をもとに2022年の夏の子どものマスク着用はどうすれば良いかお話しいたします。

 

 

子どものマスク着用の考え方が厚生労働省(2022/5/25)から方針が出されました!

・2歳未満:マスク着用は奨めない(これまで通り)。
・ 2歳以上の就学前の児童:個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めない。

 

日本小児科医会から「2歳未満のマスクは不要」との提言も出ています。

マスクは、気道の細い小さな子どもにとっては、呼吸や心臓への負担がかかり、むしろ危険なのです。マスクの中に熱がこもり熱中症のリスクが高まること、また、赤ちゃんは吐くことが多いので、それによる肺炎や窒息の危険があることも、マスクをしない方がよい大きな理由です。

 

2歳以上の場合でも、正しいマスク着用は現実的ではない。

親御さんと一緒の外出以外で、小さな子どもがマスクを正しく使うのは難しいかもしれません。特に保育園や幼稚園では、マスクの表面を手で触ったあと口や目を触る、いったん外して表と裏を逆につける、床に落ちたマスクを再度つける、お友達のマスクと間違える、などの恐れがあると思います。

 

マスク熱中症に注意。

2022年の夏は猛暑と予想されおり、マスクを付けることで、今年はより熱中症のリスクが上がってくると思われます。

 

まとめ

子どものマスク着用の考え方についての政府方針と小児科学会からの提言、それに加え、今年の予想されている猛暑のため、2022年夏の子どものマスク着用は一律に求めることは現実的ではないと考えます。感染対策は、マスクだけではありません。ウイルスのついた本やおもちゃなどに触れた手で、口や鼻、目を触ることでも感染するので、手洗いや消毒も大切です。心配しすぎずに、できる予防を行いながら、心身ともに健康な生活が送れるといいですね。

◇参考 

厚生労働省HPから
https://www.mhlw.go.jp/content/000941323.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000942851.pdf

小児科学会HPから

https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=117

院長 三井 理恵
院長 三井 理恵
  • 記事監修
  • 院長 三井 理恵
  • 群馬大学医学部医学科 修了、東京医科歯科大学医学部 皮膚科、東京医科歯科大学関連病院。
    皮膚科専門医、日本アレルギー学会、接触皮膚炎学会、日本研究皮膚科学会
小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢
  • 記事監修
  • 小児科顧問 三井 俊賢
  • 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)
    医学博士、小児科専門医、小児科指導医
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