シルガード9®の取り扱い開始について(9価のHPVワクチンです!)
【注意】
下記は過去記事となります。2023年4月から女性に対する9価HPVワクチン(シルガード9®)の公費での接種が開始となりました。
詳細は当院HPのお知らせの別記事をご覧ください。
2021年2月24日に9価のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン(通称:子宮頸がんワクチン)である「シルガード9®」が発売されます。
当院でもお問い合わせが多かったのですが、お電話での接種予約を開始します(044-739-0888)。
※現状では、9歳以上の女性の自費接種のみの対応となることにご注意ください。
シルガード9®まとめ
シルガード9は9つのHPV型を含んでいることから、これまでの4価ワクチン(ガーダシル®)・2価ワクチン(サーバリックス®)よりも広いHPV型を予防することができます。
HPVは性行為で伝搬することが分かっているため、9歳以上、かつ初めての性行為の前に接種することが効果的と考えられます。
<接種対象者>
9歳以上の女性
※本ワクチンは、男性接種の適応は現時点ではありません。
<接種方法>
筋肉内注射
<接種回数>
3回
※2回目は初回接種から2か月後、3回目は初回接種から6か月後です。
<費用>
38500円/回
※本ワクチンは任意接種となっていますので、公費負担はなく、全額自費負担となります。
<起こりうる副反応>
- 10%以上:疼痛、腫脹、紅斑
- 1-10%未満:発熱、掻痒感、出血、熱感、悪心など
- 1%未満:腹痛、下痢など
- 頻度不明:倦怠感、疲労、失神、嘔吐、めまい等
<その他>
・「ワクチンQダイアリー」という登録システムへの登録がと必須となっています。この登録をしないと接種をすることはできません。
川崎市中原区
アクセス:武蔵小杉、新丸子、元住吉、武蔵中原
武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
院長 大熊 喜彰
2021.02.23