HPVワクチン(子宮頸がん等予防ワクチン)キャッチアップ接種のチャンスを逃さないで!!
公費での1回目のHPVワクチンキャッチアップ接種の期限が迫ってます!!
現在、以下の条件の両方に当てはまる方は、HPVワクチンを公費で接種することができます。
・平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
まだ一度もHPVワクチンを接種していない方は、令和7(2025)年3月31日までに1回目の接種をすることで、2回目以降も公費で接種が可能です。
※公費での2回目以降の接種可能期間は、令和8(2026)年3月31日まで
子宮頸がんってどんな病気?
子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんです。
ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こることがほとんどです。
HPVは、性交渉によって感染することがあり、多くの女性が一生のうちに一度は感染すると言われています。
なぜ子宮頸がん予防ワクチンが必要なの?
HPVに感染しても、多くの場合は自然に治ります。
ですが、一部の人ではHPVが長期間体内に残り、子宮頸がんになってしまうことがあります。
子宮頸がん予防ワクチンは、HPVの感染を予防することで、子宮頸がんになるリスクを減らすことができます。
子宮頸がん予防ワクチンの効果
子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を約50~70%防ぐことができると言われています。
また、子宮頸がんだけでなく、HPVが原因となる他の病気(尖圭コンジローマなど)も予防することができます。
HPVワクチンに関するQ&A
Q: HPVワクチンはいつ接種するのが良いですか?
A: HPVワクチンは、初回性交渉開始前に接種することが最も効果的です。定期接種の対象年齢は小学校6年生~高校1年生の女子ですが、この年齢以外でも接種可能です。性交渉の経験があっても、まだワクチン接種で予防できるHPV型に感染していなければ、予防の効果が期待できます。また、ワクチン接種で予防できるHPV型の一部に感染していたとしても、感染していない他の型に対しては予防の効果が期待できます。
Q: HPVワクチンにはどんな種類がありますか?
A: 現在、日本で接種できるHPVワクチンには、2価ワクチン、4価ワクチン、9価ワクチンがあります。それぞれ予防できるHPVの種類が異なります。
Q: HPVワクチンの副作用はありますか?
A: HPVワクチン接種後、注射部位の痛みや腫れ、発熱などが起こることがあります。また、まれに重い副反応が起こることがあります。
HPVワクチン接種をおすすめする理由
子宮頸がん予防効果: HPVワクチンは、子宮頸がんを予防する最も効果的な方法の一つです。
将来の健康を守る: HPVワクチンを接種することで、将来、子宮頸がんになるリスクを減らすことができます。
キャッチアップ接種のチャンス: 公費でHPVワクチンを接種できる貴重な機会です。
医療法人社団育心会は、「すべてはこどもの笑顔のために」を理念に、お子様とご家族の健康をサポートいたします。
当グループのクリニックでもHPVワクチン接種を行っております。
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育心会グループクリニックによるHPVワクチンについての記事はこちら▼
・中高生女子の予防接種 ~知っていますか?子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)~
・未来を守ってみませんか? ~子宮頸がん(HPV)ワクチンについて~
参考文献:
・厚生労働省 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~
2025.02.28