お子さんの「弱視」は早期発見が大切です-「育心会」のコラム一覧

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お子さんの「弱視」は早期発見が大切です

お子さんの「弱視」は早期発見が大切です-「育心会」のコラム一覧

お子さんの「弱視」は早期発見が大切です

お子さんの目のことで気になることやご心配なことはありませんか?健診をしていても、目の位置がおかしい、テレビをすごく近くで見ている、物の見方がおかしい気がするなど、いろいろなご相談を受けます。

🌸子どもの視覚の発達

 視機能は眼球や脳の発達に伴って乳幼児期に急速に発達します。出生直後は光覚弁といって光のみを認識できる状態ですが、1歳で0.2、2歳で0.4、6歳までに1.0程度にまで発達します。

 視機能はものを「見る」ことによって発達していきます。そのため乳幼児期の遠視や乱視、斜視があることは視機能の発達を妨げる要因になります。しかし小さなお子さんは見え方の異常をきちんと訴えることが難しいため、日常生活の中で気づかれないこともあります。

🌸3歳児健診で弱視を見つけよう

 お子さんの50人に1人に弱視があると言われています。3歳までに発見されれば就学までに治すことができますが、発見されずに過ごしてしまうと十分に視力が向上しない恐れがあります。3歳児健診は弱視を見つけ治療につなげる重要な機会ですが、検査を視力検査に頼っているため、見逃されるケースが多いことが問題となっていました。

 そこで日本眼科医会は、屈折検査を導入することを推奨しています。屈折検査をすれば、問診や視力検査で見落とされる片眼の弱視の見落としを防ぐことができ、また検査自体も簡便なのでお子さんが上手に行うことが出来ます。各自治体でも健診時の屈折検査の導入が進められており、世田谷区でも導入されることが決まりました。

🌸スポットビジョンスクリーナー

 当院にもスポットビジョンスクリーナーという屈折検査の機械があります。カメラを使って簡単に行うことの出来る検査で、生後6か月から行うことが出来ます。当院では1歳のお誕生日健診で屈折検査を行い、異常値がでた場合には眼科をご紹介しています。この検査で乱視や遠視が見つかり、早期に治療介入ができたお子さんもいらっしゃいます。

もちろん1歳以外のお子さんでも、見え方や眼の位置にご心配のあるお子さんには検査を行っております。ご興味のある方はぜひ一度くりにっくまでお越しください。

院長 藤井 明子
院長 藤井 明子
  • 記事監修
  • 院長 藤井 明子
  • 北里大学医学部卒、東京女子医科大学医学系大学院修了、東京女子医科大学病院、千葉市立海浜病院、長崎大学病院、長崎県立こども医療福祉センター
    医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医
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